サウナのマナー&暗黙のルール

サウナのマナー

さまざまな人が利用するサウナ。自分ではごく普通に入っているつもりでも、知らないうちについうっかり、まわりを不快にさせるような行動をとってしまっているかもしれません。そうならないためにも、サウナを利用するにあたって、守るべき最低限のマナーやルールを確認していきましょう。

サウナ室に入る前のマナー

体と髪を洗ってから

「どうせ汗をかくから……」と、脱衣場からそのままサウナ室に入るのはNG!衛生面も気になりますし、汗腺がよごれでふさがれていると、汗をかきにくくなるんです。

体をふいてから

体の水滴をタオルでふいてからサウナ室に入りましょう。座面がビショビショだと、次に座る人はイヤですよね。

そしてサウナ内では気化熱の原理がはたらきます。皮膚についている水滴は、体温をうばいながら蒸発することになるんですね。ですから体が濡れていると「 汗がおもうように出ない!」なんていうことになりかねません。サウナ室に入るときは必ず、タオルで体をふきましょう。

サウナ室内でのマナー

じかに座らない

サウナ室には、大きなサウナマット( 黄色のタオル地のやつです )が敷きつめられているところが多いです。でも、マットが敷いてあるから♪と、そこにじかに座ってはいけません。自分のサウナマットかタオルを敷いて座ります。じかにお尻が触れることと、座面が濡れるのをふせぐためです。

大きな声で話さない

みんなそれぞれに、ストレスを解消したり、疲れたからだや心を癒やしにきているものです。知り合いと一緒だからといって、大きな声での会話はひかえましょう。非日常の空間・時間を楽しむことのできるサウナ。静かにその贅沢なひとときをあじわいましょう。

場所取りをしない

サウナ内に座れる人数は限られています。サウナ室から出るときに、サウナマットやタオルを置きっぱなしにして、場所取りをするのはやめましょう。みんなが気持ちよく過ごせるように、ゆずり合いの気持ちをもって利用しましょう。

水風呂でのマナー

汗を流してから

サウナ室から出てそのまま水風呂に飛びこめたら、どんなに気持ちがいいでしょう。でも、それは絶対にやってはいけません。水風呂の衛生状態が悪くなり、まわりを一気に不快モードにさせてしまいます。シャワーやかけ湯で、きちんと汗を流してから入りましょうね。かけ湯をするときも、まわりの人にかからないように気を配りましょう。

潜らない

水風呂につかりながら顔をジャブジャブ洗ったりったりするのはNGです。水風呂の浴槽に、タオルをつけてしぼっている人を見かけたことがありますが、本当に最悪な行為ですのでやめましょう。おけに水をくんで、その中でタオルを冷やすのはOKです。

外気浴のマナー

お静かに

休憩スペースには、さまざまなイスが用意されています。自分の好みのイスで休憩しましょう。まさに〝 ととのい 〟の真っ最中の人もいるかもしれません。ここはお静かにお願いします

イスの場所取りをしない

イスは数が限られているため、場所取りはNG!混み合っているときはゆずり合って使いましょう。席を立つときにお湯で座面を流すと、みんなが気持ちよく使えていいですよね。

どうしても座る場所がないときは、露天風呂のふちなどで安全に座れそうなところを探しましょう。このときも、露天風呂に入っている人や、通路を歩いている人の邪魔にならないように気を配ります。

まとめ

いかがでしたか?
温浴施設に限らず、さまざまな人が利用する公共の場所では、「 自分さえよければ…… 。」という行動はつつしみたいもの。みんなで使っているんだということを、忘れないようにしましょう。

なかには、サウナ内で過度なおしゃべりをしたり、当たりまえのように場所取りをする人もいます。そんな人たちに「 場所取りしないでください。」とはなかなか言えませんよね。だからまずは自分が率先して、マナーを守った行動をとりましょう。

みんなが気持ちよくサウナを楽しめますように……

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