【初心者向け】サウナの基本的な入り方

サウナの基本

「間違った入り方をして、笑われたらイヤだな。」

「入ってみたけど息苦しくて、自分には向いていないかも。」

そんなあなたに、週1でサウナに通うサウナ歴5年の私が、その基本的な入り方を、順を追ってわかりやすくお話します。これを読めばきっとあなたも今すぐサウナにいきたくなりますよ。

サウナの基本的な入り方

サウナ室に入る前に

1.体をきれいにしましょう
まずは髪と体をきれいに洗いましょう。頭や体が汚れて汗腺がふさがれていると、いい汗がかけませんし、きれいな体でサウナ室に入るのがマナーです。

2.湯船につかって体をあたためましょう
さぁ、体もきれいに洗ったし、さっそくサウナ室へ!といきたいところですが、はやる気持ちを抑えつつ、ここは湯船につかって体をあたためましょう。

体をあたためておいたほうが、効率よく汗をかくことができますよ。これをサウナーの間では「 下茹で 」「 湯通し 」などと言ったりします。

3.水分を摂取しましょう
体が脱水してしまうことを防ぐためにも、必ず水分を摂取しましょう。
水分補給しておいたほうが、汗も出やすくなります。

4.体を拭いてからサウナ室へ
サウナ室に入る前にタオルで体を拭きましょう。サウナ内が濡れてしまうと、臭いの原因になりますし、次に座る人も、気持ちよく使うことができませんよね。

また「体が湿っていたほうが汗をかきやすい。」そう思っている方がいるようですが、じつは逆です。体の表面についている水分が蒸発するときに、気化熱の原理で体温をうばっていきます。ですから体を拭いてから入ったほうが、効率よく体をあたためることができるというわけです。

いざ、サウナ室へ

1.天井に近くなるほど高温
サウナ室内は、上段にいくほど温度が高くなります。まだ慣れないうちは下段に座るのがおすすめ。温度にもよりますが、通常7~12分くらいが目安となります。

初心者のうちは無理をせず「出たくなったら出る!」これにつきます。慣れてきたら、少しずつ時間を長くしていけばいいのです。

2.サウナマットかタオルを敷いて座ります
座面はとても熱くなっています。たいていの温浴施設は、大きなサウナマットを敷きつめていますが、まれにマットをいっさい敷いていないサウナ室もあります。ですからタオルは2~3本用意しましょう。そうすれば、お尻の下や足を置くところなどに使うことができます。

ちなみにサウナマットを敷きつめているサウナ室であっても、その上に自分のサウナマットやタオルを敷いてから座りましょう。じかに座るのはNGです。

さぁ、体が十分にあたたまったらサウナ室から出ましょう。

3.汗を流しましょう

  ・サウナ室近くに設置してあるシャワーで
  ・かけ湯で
  ・水風呂の水を洗面器ですくって

このいずれかで体の汗を流しましょう。

さぁ、水風呂だ

1.水風呂の入り方
慣れないうちは、まず水をすくって、膝下や腕などに水をかけましょう。そのあと水風呂に入っていきますが、冷たいと感じるかたは

背中を丸めて、息を吐きながら「えいっ!」と肩までつかりましょう。

もたもたしていると、よけい入れなくなります。笑

18度くらいあると、このとき体感が変わるのがわかると思います。冷たく感じなくなって、ずっと入っていたいようないい気持ちになります。
サウナーの間ではこれを 羽衣(はごろも)ができる、といいます。

水風呂につかる時間は、温度や季節によりますが、30秒~1分くらいが目安です。
サウナ室と一緒で、初心者さんは「出たくなったら出る!」これが大事です。

2.水風呂から出たら
外気浴するため露天スペースにいきましょう。
外に出る前にタオルでかるく体を拭きます。これは、必要以上に体が冷えてしまうのを防ぐため。逆に夏場は、あえて濡れたまま外気浴するのもありですよ。

外気浴(休憩)

1.椅子に座って休憩しましょう
温浴施設によって、さまざまなイスが設置されています。ゆったりと座り、リラックスして過ごしましょう。もしもイスがなかったり、他のかたが使っている場合は、露天風呂の湯船のふちなどに腰かけてもいいでしょう。( じゃまにならない場所で。)

2.いよいよメインディッシュです
熱いサウナや冷たい水風呂に耐え抜き、がんばったあなたに、サウナの女神様からのご褒美です。目を閉じて、頭も体も空っぽにして、ただただイスに体をあずけましょう。時間はだいたい8~12分くらい。

冬場は内風呂に設置のイスでも大丈夫。脱衣所の扇風機にあたるのでもかまいません。自分がリラックスできる場所で、ゆっくりと体を休めましょう。

水分を摂取するところから外気浴の終了までが、1セット。
これを3セットほどくりかえして終了となります。おつかれさまでした!

少しずつ慣らしましょう

「サウナは苦手。」、「サウナ流行っているけど良さがわからない。」という人に話を聞いてみると、断トツで多いのが、水風呂が無理!入れない! という意見。気持ちはよ~くわかります。なぜなら私も最初はそうでしたから。

初心者のみなさんに、声を大にしてお伝えしておきます。
最初から温度の低い水風呂に入ってはいけません!
サウナが嫌いになってしまいます。

のほ子
のほ子

具体的には18度以上の水風呂が初心者向きといえるでしょう。15度くらいになるとかなり冷たいです。この3度の差は大きいですよ。

そして〝ととのう〟という言葉がひとり歩きしていますが、あまり意識しすぎないことです。大切なのは、心や体がスーッとする感じ

サウナの帰り道「あ~。なんだか体が軽くなった♪」そう感じたのなら大成功!あなたのサウナライフのはじまりです。

日本最大のサウナ検索サイト『サウナイキタイ』では、全国各地のサウナ施設情報がよせられています。サウナ室や水風呂のだいたいの温度なども掲載されているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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